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配当狙いの投資は高配当ETF か指数連動ETFか?

しばらく投資から離れていたがボチボチ配当狙いの投資でもするかという事で、ここのところ米国株ブログを幾つか見ていたのだが、「高配当ETFは単なるゴミ屑だろ」という挑発的かつ刺激的な記事があったので少し調査してみた。

<PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)裁判>

事の始まりはこちらの記事
高配当で人気のPFFだけどリターンは国債並のゴミ箱行きETF(iシェアーズ 米国優先株式ETF)

上記記事のポイントを大雑把にまとめると
・毎月分配の高配当を受け取りたいという気持ちはまぁ分かる
・でも分配金はヨコヨコだし基準価額の上昇も見込めない
・金融危機には弱い
・ここ10年のトータルリターンは5%くらいで国債系ETFより低いし、S&P500 ETFより2%以上低い

判決:PFFは死刑(ゴミ箱直行!)

という何とも刺激的で興味深い内容である。

他にも
何か変だぞ? いま話題の「配当貴族インデックス投資」に潜む罠=東条雅彦
などの記事にて分配型より分配せずに再投資したほうが効率が良いと指摘している。

またPFFとインデックス連動ETFを比較した記事
【米国ETF】PFF・VYM ・VTI を比較分析 (直近10年の株価推移と配当推移)
のように沢山ありますな。

こうした内容は前々からインデックス投資で資産形成を目指す長期投資家などが指摘していたことでもあり、まぁ本質論なんですな。

それは分かるけど年金代わりに配当が欲しいんだからいいじゃん・・・と言いたいところであるが、少し考えてみるかな。

<年金がわりなど生活費として取り崩すという前提で高配当ETFとインデックス連動ETFを比較する>

PFFとまぁ何でもいいんだけどVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)で比べてみよう。

PFFの配当利回り 5.5% 成長率 0% 総利回り5.5%
VTI の配当利回り 1.8% 成長率 3.7% 総利回り5.5% トータルの利回りはVTIの方が良いのだけどPFFと同じだけ取り崩すので一旦こうしておく。

PFFは毎月分配金が出るので特に操作は必要ないが、VTIでPFFの配当金同等額を得るには元本を取り崩す必要がある。

投資資金を1000万円としてPFFとVTIに投資、VTIは年に一度元本を取り崩す際の違いをエクセルにしてみた。
※画像クリックで拡大の筈
20171124_etf_compare2.jpg

・配当税率は米国10%、国内20%で実質28% (確定申告で所得税がある場合には控除で米国分の税金は取り戻せる)
・譲渡益税は米国 0%、国内20%

同じ5.5%の収益を分配というか手にしてみると、売買の一手間は掛かるが税金の関係でVTIの方が良いですな。

信託報酬はPFFが0.47%でVTIが0.04%、1000万円投資すると年額がそれぞれ47000円と4000円・・・こうやってみると結構違うなぁ
これも手数料として引かれている訳だからVTIの方が有利ですな。

また上記のリンクサイトでトータルリターンの高さはPFFが劣後しているから、PFFで得られる分配金と同額をVTIから配当金と元本から切り崩してもVTIの元本のほうが上回るので長期に渡るほど有利である。

まぁ上記例ではVTIを年に1回切り崩す前提だけど、毎月切り崩していたら売買手数料がうざいかも知れないとか考えるべき事はあるけど、PFFは世間的な人気とは裏腹にそれほどいいものでは無いというのは実感できた。

テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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