唯ノ日記

街の片隅で目立たずひっそりと暮らす人のブログ

マルタ旅情

マルタ内での公共交通としての移動手段の基本はバスです。
というのも日本のように電車が存在しないんです。
なので出かけるときはバスに乗るわけですが、これが結構楽しかった。

クラスメートと出かけるのも楽しいですが、一人で出かけるのも旅情があって良かった。

地中海の青い空と強い日差し中、古い石造りの町並みが左右に流れていくのを見ているのは心地良かった。
知らない街、知らない人達。
その中で自分という存在を知らず知らず意識している気がする。
でも別に不安でもないし不自由でもない、むしろ何故か開放感のようなものを感じる。

私は彼らのことを何も知らないし彼らは私のことを何も知らない。
一体自分は何ものなのだろう、自分を規定しているのは異邦人というくらいか。

「もしも世界が100人の村だったら」というタイトルを聞いたことがある。
内容は読んでないので知らないけど、このタイトルを聞いて最初に感じたのは「100人しかいなかったら皆な知り合いで息が詰まるだろ」という事ですw

逆に言えば、知らない人達の中にいるのは案外気楽で自由なんじゃないか。

という事を言いたい為にこの記事を書いたわけでもないけど、建物や景色も綺麗だったし自分のリズムで時間を過ごせる1人のバス旅は時折不思議な感覚に包まれたという印象とともに良い思い出となった。